たこわさ

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ノラガミ ARAGOTO 第9話「糸の切れる音」感想

今回の満足度:4点(5点満点中)

(以下ネタバレ)

あらすじ

野良に囚われたまま一ヶ月の時が過ぎてしまい、このままではひよりに忘れられてしまうのではないかと恐怖する夜ト。錯乱する夜トに対し、夜トの「父親」は黄泉からある術師を救い出して来れば解放すると告げる。
その頃、高天原では「術師」の正体が七福神の一人、恵比寿であるとの報告がなされ、動揺が走る。毘沙門ら七福神の仲間は濡れ衣を疑うが、その場を取り仕切っていたタケミカヅチは聴く耳持たず、逆に恵比寿を確保するまで邪魔をせぬようにと拘束されてしまう。
野良と共に黄泉へと降りた夜トはそこで意外な人物――恵比寿と出会う。高天原で疑われていた通り、恵比寿こそは妖に名を授け使役する「術師」であり、夜トの「父親」が救出を命じた相手であった。とある物を持ち帰る為に黄泉へと来たという恵比寿に対し、夜トは恵比寿がヤスんでいる事もあり早々に連れ返そうとするが、彼等の存在を感知し興味を持った黄泉の主・イザナミによって黄泉の更に底へと落されてしまう。
一方、ひよりは夜トが恐れていた通り、彼岸での出来事を忘れつつあった。「何かを忘れている」と感じながらも全く思い出せない事にもどかしさと悲しみを感じるひよりだったが――。

感想

日本神話をかじった方ならばわかるかと思いますが、恵比寿という神は八百万の神々の一柱・蛭子と同一視される存在なので、イザナミは彼にとって正真正銘母親なんですよね。というか、何故夜トはそれを知らないし(笑)。イザナミの姿が食堂のおばちゃんに見えたという事は、恵比寿にとってそのおばちゃんは母性を感じる相手だったという事か。そしてひよりの姿に観えちゃった夜トはどんだけ彼女を愛しちゃってるんでしょうかw
原作から大分削られているor削られる気がしますが、恵比寿に対する好感度がアップする要素は最低限残してくれているようで、原作組としては嬉しい所。
一方、ひよりの弱った心に付け込んで唇を奪うという暴挙に出た藤崎に対して一部諸兄は怒りを禁じえないと思うのですが……その怒りは後々までとって置け、とだけアドバイスしておきましょう(?)。

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