たこわさ

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うたわれるもの 偽りの仮面 第六話「楼閣の主」感想

今回の満足度:5点(5点満点中)
(以下ネタバレ)

あらすじ

白楼閣の露天風呂で妖艶な美女と出会い、彼女の誘いで酒を酌み交わしたハク。実は白楼閣の主であった彼女は、後日、ハクに宴への招待状を送ってくる。彼女の指定した白楼閣の最上階へと向かうハクだったが、何故か連れのクオンの表情が段々と優れなくなっていく。
最上階で待っていた白楼閣の女主の名はカルラ、実は彼女はクオンの育ての親の一人で――。

感想

前作を知っているのとそうでないのとでは全く印象が異なるエピソードだったのではないかと思います。私はアニメ前作を視聴済みなのでテンション鰻登り状態でした。
前作を知らない方はとりあえず、カルラとトウカは前作のレギュラーキャラクターである、という事だけ分かっていればいいと思います。「トゥスクル」というのは国の名前で、カルラがハクに重ねて見た人物は前作の主人公・ハクオロさん、という事も。
今までどこか無邪気というか超然とした雰囲気を見せていたクオンが文字通り(悪戯を見つかった)子供のように狼狽する様は実に新鮮でしたね。こうやって弱点を見せてくれると相対的に魅力度もアップ、という感じw
さて、前作視聴済みの身として気になるのは、クオンが一体誰の娘か、という事。アニメではカットされていましたがどうやら原作ではヒロインの一人が子供を産む展開なんてのもあったらしく、その辺りかな? と思ったりするのですがもしかすると全然縁もゆかりもない戦災孤児かもしれないし、更に邪推すれば普通にハクオロさんが後日作った子供かもしれず。クオンが「あの人」を特別視しているっぽい所をみるに彼女の実子という線も有りか? 同じ薬師だし。
既に発売済みのゲーム版では当然明かされている謎なのでしょうから、これからはより一層ネタバレ気を付けないと(苦笑
しかし、カルラもトウカも全然老けてませんね。クオンが20歳前後orもうちょい若い位に見えますから、逆算すると四十路は突破してるはずですが……。カルラさんは普通にハクの射程圏内のようですし(?)。成人が早くて老化が遅い世界観なのかも?