たこわさ

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うたわれるもの 偽りの仮面 第十八話「侵攻」感想

今回の満足度:3点(5点満点中)
(以下ネタバレ)

あらすじ

突然開始されたトゥスクルへの侵攻。湧き立つ民衆をよそに、ハク達は複雑な想いを隠せない。トゥスクルはクオンの故郷。そもそもトゥスクルへ侵攻する理由も見当がつかない。
ふさぎ込み自室に閉じこもるクオンをよそに、帝都では連日、ヤマト軍の華々しい戦果が報じられていた。そんなある日、ハクはオシュトルから呼び出しを受け、実際にはヤマト軍は劣勢であり補給線も絶たれた孤立無援の状態である事を告げられる。そしてハクに救援物資をトゥスクルまで運んでほしいと依頼してくる。ヤマト軍の援護をするという事はクオンの故郷への侵略に加担する事と同意。思い悩んだハクは――。

感想

湧き立つ民衆とは対照的に、ルルティエ達がトゥスクルへの侵攻を疑問に思っている節があるところを見るに、一部の人間には今回の戦が大義名分に欠けた強引なものであるという認識があるようですね。それとも、彼女らはハクと接する事でそういった思考を持つに至ったのか。
オシュトルがハクの心中を察しながらも辛い仕事を頼んだのには、ただ単に彼も苦しい立場にあるという以上に、何か別の狙いがあるようにも思え。……穿ち過ぎでしょうか?

しかし、前作からの知識を踏まえると、この戦は「神から解放された人間達」対「『神』に支配された人間達」という図式になるんですよね。前者の「神」はそのまんまの意味で、後者はミカドという名の創造主なので同じ存在ではないのですが。