たこわさ

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うたわれるもの 偽りの仮面 第五話「海賊娘」感想

今回の満足度:4点(5点満点中)
(以下ネタバレ)

あらすじ

ウコンことオシュトルに雇われることになったハクとクオン。右近衛大将の「密偵」としてどんな過激な任務を与えられるのやら、と戦々恐々とするハクとは対照的に、クオンはワクワクと期待に胸を膨らませていた。しかし、与えられるのは市中での人々の手伝い――屋根の修理やら掃除やらの雑用だった。しかもハクには、早く読み書きを覚えるようにとクオンとネコネから課題が与えられ毎日肉体労働と勉学漬けの日々を送ることに。
そんな生活がしばらく続いた後、予想以上に優秀に課題を終わらせたハクを労う意味も込めて、クオンは彼に休暇を与える。久しぶりにゆっくり羽を伸ばせ、しかも懐には僅かながらも自分の力で稼いだ銭。開放感に浸るハクだったが、家出娘・アトゥイを巡る騒動に巻き込まれてしまい――。

感想

全体的にコメディタッチだったので少々雑な展開ではありましたが、ハクやウコンの人物像についての掘り下げや、騒がしい新キャラクター・アトゥイのお披露目がメインでしたので特にマイナス印象は受けず。むしろ今回もハクが天然ジゴロスキルを発揮してくれて終始ニヤニヤしながら観てました。
ぶつくさ文句を言いつつもきっちり仕事も課題もこなすし、サボろうと思っていたのルルティエの純真な尊敬のまなざしを裏切れなくて頑張ってるし、ついでに厄介極まりないアトゥイのお守りも何だかんだ言って最後までやり遂げてしまうハクの律儀さは正しく彼の美徳ですよね。しかし、素の頭がいいとはいえ、あのスピードで読み書きを覚えネコネも舌を巻くような難しい課題もこなせてしまったって事は、ハクには元々この世界の知識が備わっていたが忘れてしまったと言う事なのか、それとも彼が以前にいた場所の言語・知識と関わり深いのか……。
それにしても、アトゥイさんの気の抜けた関西弁は聞いていてなんとも言えない気分になりますね。不快では無いんだけど、なんとも気が抜け過ぎるというか(笑
さて、次回予告ではなんだか前作に出てきた某キャラクターっぽい人の影が……。以前も書きましたが、本作については事前情報を極力シャットアウトしているので、前作との繋がりもまだ知らなかったりします。なので、こういった前作との繋がりっぽい要素を見つけるたびにある程度穿った見方をしてしまうのですが……こういう楽しみ方も一興ですねぇ。

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ところで、今回の話の何が「海賊娘」だったんだろうか?