たこわさ

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城下町のダンデライオン 第6話「選挙戦とわたし・お姉ちゃんはセンチメンタル」感想

今回の満足度:4点(5点満点中)
(以下ネタバレ)

あらすじ

選挙戦とわたし
恥ずかしがり屋をおして街頭演説に挑戦する茜を筆頭に、櫻田家の兄弟姉妹達はそれぞれの選挙対策に力を入れ始めていた。そんな中、次女・奏は自分が国王を目指す理由、そのきっかけとなった出来事を思い出していた――。
お姉ちゃんはセンチメンタル
才色兼備を絵に描いたような長女・葵。国民の人気トップの彼女だったが、何故か自身は国王選挙に消極的。姉の態度を訝しがる奏は、実は彼女は本当の能力を隠し持っていて何か企んでいるのではと疑い始めるが。

感想

葵、奏、岬を中心として兄弟姉妹それぞれの選挙活動を垣間見るエピソード。
奏が国王を目指す理由が修の為……というか過去の負い目の為というのは少々意外。修が奏の国王即位を阻止しようとしているのは、奏に必要以上に負い目を感じてほしくないからだったんですね。更に言えば、幼い頃と同じく自分の為にしか動けない*1ままの彼女でいてほしくないから、といったところか。だから茜を積極的にサポートして奏が国王になる可能性を少しでも下げようとしているという……やる気なさそうに見えて実は一番熱いのかも。茜の事をサポートしているのは、奏の当選阻止を兼ねている訳ですね。半分は歪んだ妹愛からなんでしょうが(ぉ
葵については……他の兄弟姉妹がギャグ一歩手前な能力なのに対して、本人にとっては重荷にしかならないもの、というのが悲しいですね。全然違う作品ですが、「無意識に人心を操ってしまっている事が分かり絶望してしまったお嬢様」という所は、ラノベ「問題児たちが異世界からくるそうですよ?」シリーズの久藤飛鳥を思い出してしまいました。アホみたいなタイトルだけど本編は面白いよ! お薦めだよ!(ステマ
あと、葵が超格好いいポーズをとりながら絶対遵守の能力を発動している姿が浮かんだのですが、その内MADビデオで誰か作るかもしれんですな(?)。

*1:修への負い目から彼へ罪滅ぼししたい、という気持ちは決して思いやりではない。