たこわさ

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TERRAFORMARS(テラフォーマ―ズ) 01「〜SYMPTOM 変異〜」感想

原作は初期のみ既読。
(以下ネタバレ)
難病に侵された幼馴染を救う為、地下闘技場に身を投じた青年・膝丸燈。命を懸けた戦いを勝ち抜き、優勝を目前にした彼の前に現れたのはしかし、人間ではなく巨大な熊だった。非情な殺人ショーの生贄とされながらも必死に戦う膝丸。だが、遂には追い詰められ巨大熊の無情の牙が迫る。しかしその時、膝丸の体に異変が――。

「火星どこにいった?」という始まり方でしたがそれも無理からぬこと。原作のプロローグ部分をすっとばして本編を開始しているので予備知識がない人が置いていかれてないかどうか心配であるのとと共に、テラフォーマ―の登場があっさり(というか動かぬ骸)だったのでインパクト減少してるんじゃ? とも思ったり。

生存率五割を切るという「手術」や、人間に敵対するテラフォーマ―が跋扈する危険極まりない火星での任務というシビアな状況ながらも、キャラクター達が実に逞しくも飄々とした態度を崩さない様は、最近流行りの悲壮感を無駄に盛り上げない演出に見えますが、果たして火星についてもその雰囲気が貫かれるのかどうか……。

テラフォーマーズ 1 (ヤングジャンプコミックス)

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