たこわさ

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凪のあすから 第二十話「ねむりひめ」感想

(以下ネタバレ)
光達がまなかを発見し、地上に連れ帰ってから一週間が経っていた。だが、まなかが目覚める様子は一向に感じられず、焦る光はうろこ様を探しに冷たい海に無理をして潜り続けた事もあり高熱を出して倒れてしまう。一方、まなかに目覚めて欲しいと願う想いと、自分でも気付いていなかった「目覚めないで欲しい」という気持ちとの狭間で思い悩む美海は――。

まなか、突然の復活にテレビの前でリアルに茶吹いてました……。あれはもしかして、まなかにとって光をたしなめる事が一番日常を象徴している行為だった、という事なのか?w
美海の揺れ動く気持ちを自分と重ねて「俺も目覚めて欲しくないと思っていた」とか告白してしまえる紡はなんとも悲しいイケメン振りですね。しかも「俺ってやっぱりわかりにくいんだな」みたいに自分の欠点を自覚していたり……。そしてそれでも「(光達が)目覚めてくれて嬉しいと思った」という本心もあるんだから、彼は要以上の苦労性なのだな、と。

美海、光、紡が切ない一方通行の想いを交錯させている一方で、ちさきはナチュラルな「大人の女」アピールで光と要を悩殺したり(ぉ)、さゆは何だか要といいコンビになりつつあったり、「ぜんぜん変わってない」という光の魔法の言葉も、段々と自然な速度で解けつつあるようですね。彼らの新しい関係性は、まなかの目覚めを迎えてどんな方向へ進むのか……。