たこわさ

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ウィザード・バリスターズ〜弁魔士セシル 第3話「ラブ・アンド・ヘイト」感想

(以下ネタバレ)
セシルの先輩弁魔士・蜂谷。以前は検事としてウドを糾弾する立場だったという異色の経歴を持つ彼の元に、検事時代死に追いやってしまった被告の恋人から弁護依頼が舞い込み――。
まさか女子率が高いこのアニメで最初の主人公以外のエピソードが渋いおっさんだとは、虚をつかれた思い。しかも寝る時はハ・ダ・カ、という全くうれしくないサービスシーン(?)まで披露してくれて(笑)。
しかし、エピソード全体のテーマは良かったものの、蜂谷が浅薄な判断で依頼人の手錠を破壊してしまった件や、法廷が基本的にウドへの偏見に満ちているという今までの描写からみれば信じられない謹慎止まりの処分とか、色々と荒っぽい脚本だったな、と。もちろん、後者については所長の裏工作があったことが明示されていますが、それにしたって許可なき魔法使用によりたくさんの人々の命を危険にさらした事への責任が軽すぎるよな、と。弁魔士資格剥奪どころか、このケースこそ死刑相当なんじゃ?
あと、ウドとしての「覚醒」の定義が微妙に分かりにくかったり。セシルの場合、もともと持っていた魔力にプラスして今回の能力が覚醒した、という事なんでしょうか?