たこわさ

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サムライフラメンコ 第14話「ニッポン壊滅」感想

(以下ネタバレ)
政府により口止めされていたフロム・ビヨンドの総攻撃をTV放送で暴露した正義。それを裏付けるかのように、政府関係者やマスコミの人間相手にフロム・ビヨンドから総攻撃を告げる予告電話が……。一時パニックに陥る首都圏だったが、再び生放送を通じて日本人への信頼を語る正義の姿に、平静さを取り戻す。そして遂に、総攻撃が開始され――。

正義の「演説」で暴動寸前だった人々が平静を取り戻す件については、ご都合主義といってしまえばそれまでですが、やはり自分の飾らない言葉で人々への「信頼」を口にした正義の人徳によるところが大きかった、と思い。サムライフラメンコの時から、彼は都合のいい正義は口にせず、等身大の正義を貫いていましたから、その事がいい方向に働いたのでしょう。

総攻撃に対しては、各警察署に対怪人用装備を配備するとか色々出来た事もあったろうに、そういった形跡が全くない事に政府の無能さを感じてしまいますね。結局、正義が事の真相を暴露した事は正解だったわけで。

そして、やはり逃げた訳じゃなかった要さん! まさか歴代のヒーロー達が本物だったとはw でもそうすると以前出てきた作品作りに疲れた特撮監督の存在って……。まあ、放映中はただの特撮で、その後本物のヒーローになっていた、という事なのか。

オチはまさかの正義のコピー登場――と思いきや「兄さん」って……。これはあれですかね、正義の祖父の創作だったはずのサムライフラメンコが、現実のヒーローの設定に反映されている謎が伏線になっていたとか言うアレですか。