たこわさ

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東京レイヴンズ 第7話「cHImAirA DanCE -鬼喰(おにくい)-」感想

原作未読。
(以下ネタバレ)
春虎達が陰陽塾に編入して早くも半年が経過。元々人懐っこい春虎も立ち回りが上手い冬児もクラスにすっかり馴染んだ様子――春虎の学力はあんまり変わっていないようですが。
相変わらず鬼教官振りが板についている夏目も、何だかんだで春虎が心配なだけであり、彼女自身も色々と無理をして春虎の勉強を見ているようですが……眠りこけた夏目にそっと上着をかけて起こさないように静かに部屋を出て行くとか、春虎もしっかり男の子なんだなぁ、と。まあ、冬児に声をかけたタイミングも絶妙だったようですから、男女問わず天然イケメン振りが発揮されているのかもしれませんがw
さて、その冬児ですが、今まであまり語られてこなかった彼に関するエピソードがいよいよ明かされる時が来たようで。以前戦った夜光信者の式神への口ぶりから、彼が過去に巻き込まれた霊災には本物の「鬼」が関わっている事が示唆されていましたが、まさか彼自身が鬼に取り憑かれていた(?)とは。彼がどこか刹那的な雰囲気を持っているのも、それに起因していたのでしょうかね。
「治療」という名目で春虎の父親の世話になっていたようですが、塾長との会話から察するに、彼の「後遺症」は完治するものではなく、取り憑いた「鬼」をどうやって抑えるか、どうやって共生していくか、と言った一種の対症療法的な治療しか出来ないものなのかもしれませんね。だから、将来的に鬼に飲み込まれるにしろ、鬼と共生するにしろ、冬児の未来には常に暗い影がさしており、その為に彼は将来に想いをはせるような事が出来ないのかもしれませんね。
そしてそんな冬児の個人的事情など知らんとばかりに霊災テロが発生し、そこに居合わせたのは十二神将の鏡。鵺さえも弄ぶ実力と凶暴さを備えた彼の出現が、春虎達にどんな影響を及ぼすのやら。