東京レイヴンズ 第24話「to The DarkSky -魂呼-」感想

原作未読。
（以下ネタバレ）
夏目を蘇らせる為、仲間達の助けを借り、再び陰陽庁へと向かう春虎。その前に、大友への復讐心に燃える鏡が立ち塞がる。戦いの中、シェイバに貫かれたコンを庇い傷付く春虎。その姿を目にしたコンは――。

次回予告（になっていない寸劇）が全てコンによるものだった事、そしてラスト数回はそれが夜行と飛車丸の会話になっていた事、それ自体が伏線になっていたとは……。まあ、ずいぶん前に角行鬼がコンの事を「忠義者」と評していたので、コン＝飛車丸という事実はそれほど意外ではありませんでしたが。

さて、夜光の記憶も蘇り、飛車丸と角行鬼を従え、夏目も泰山府君祭で蘇らせ、文字通り「俺たちの戦いはこれからだ！」な所で物語は終わり……という訳ではなく、謎めいた涼の言葉通りに春虎は姿を消してしまいました――夏目にだけ再会を約束する言葉を残して。
涼の言葉を信じるならば、春虎だけでなく夏目も冬児達としばらく会えないという事になり……泰山府君祭が完璧に成功したわけではないのか、それともその発動条件に何らかの枷が含まれているのか。

冬児達もバラバラになってしまう事が示唆されていますし、大友先生は道満を式神に……などと危険極まりない道を進もうとしているし、これからも盛り上がる要素満載ですね。原作のストックが殆ど無い状態のようなので、二期は難しそうなのが残念。

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