東京レイヴンズ 第22話「to The DarkSky -護法-」感想

原作未読。
（以下ネタバレ）
陰陽庁に囚われの身となった春虎を救う為、動き出した冬児・京子・鈴鹿。姿を見せなかった天馬の事を気遣いつつも自分達だけで侵入の機会をうかがっていたが、まさにその時、大友と道満が陰陽庁への攻撃を開始する。好機と見た冬児だったが、京子は謎の直感に導かれ、しばしの静観を促し、鈴鹿もそれに同意する……。一方、春虎は倉橋長官の前に引き出され、夏目の反魂を餌に仲間になるよう促されるが――。

京子に訪れた直感は、やっぱり倉橋の「星詠み」の力っぽいですね。鈴鹿が敏感にその気配を読み取っていましたが、倉橋の血は長官よりも京子に力を貸すことを選んだ、という事か。
姿を現さなかった天馬の事も気がかりですが、連絡が取れないという所に天馬なりの意図を感じてやまないですね。ただ単に待機しているだけとは考えにくいところ。
そしてやっぱりあんた等最強伝説な大友先生＆法師コンビが相変わらずチート過ぎる！ 法師は敵に回るとあれだけ怖かったのに、味方だとこれ以上頼もしくも信頼できる術師はいないですわな。十二神将のヒゲ親父も間違いなくトップクラスの陰陽師なんでしょうが、正直「狙い通り」に足止めを食らっているようにしか見えず……。
しかも、長官と二体の式神に囲まれて身動き取れない春虎を救ったのは、死んだと思われていた神扇の旦那じゃないですか！！ ああいや、その式神、か？ どちらにしろ、式神が健在だという事は本人も健在なようで一安心。ただ、長官達が天海さんをみすみす自由の身にしていたとは考えにくいので、鴉羽の封印を解いたのはまた別の人物だったりしそうな。
更に、そんな渋いオヤジーズの活躍に負けないくらいに奮闘してくれたコンの忠心が光りました！ 主が誤った道を選ぼうとしているのならば、臣下の分を超えてでもそれを押しとどめる……。まさに護法式の鑑と言えましょう。しかも、ただ正道を示すだけじゃなく、夏目の想いも汲み取った上で、それでも彼女を生き返らせる為に春虎は自らの足で進まなくてはいけないと諭すなんて……健気過ぎる。

いやいやいや、実に盛り上がってきました。もうこの勢いで円盤買っちゃおうか？

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