たこわさ

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東京レイヴンズ 第20話「over-cry -花火-」感想

原作未読。
(以下ネタバレ)
土御門夏目は女――その事実は倉橋や多軌子にとっては衝撃的なものだった。夜光の転生体として生まれた赤子は確かに「男」だった。ならば、真に夜光の生まれ変わりたるのは――。

アバンタイトルから夏目のヒロイン力全開で「あ、こりゃやばい」と思っていたら案の定逝ったぁぁぁぁぁ(゚д゚)! こんなの絶対おかしいよ!
という事であっさりと春虎こそが夜光の生まれ変わりである事が明かされましたが、どうやら本物っぽい角行鬼の警告通り、中途半端に覚醒した状態の春虎に、夜光の式神だった鴉羽が蒸着されたら大暴走だ!(やや混乱気味)
夏目の人生は、自分の意思とは関係なく春虎を守る事を運命付けられたものだったという事になってしまいますが、それでも彼女自身が春虎を選んでいた事が唯一の救いか。
いや、まだ泰山府君祭という手が……あるのかしら? 一応、半分成功まで持ち込んだ鈴鹿が仲間にいるし、夏目の命と引きかえに春虎の封印は解けたようだからそももの術者である夜光がいるも同然だろうし。ここで最初のエピソードが伏線だった、という展開ならなんという激熱。
これでこのまま夏目がサヨナラだったらある意味伝説的な作品になりそうだけど。もちろん、悪い意味で。