たこわさ

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東京レイヴンズ 第18話「over-cry -強襲-」感想

原作未読。
(以下ネタバレ)
春虎の覚醒によりシェイバを退けたものの、夏目が女であることがクラスメイト達にばれてしまい、京子からは「嘘つき」と容赦ない言葉を向けられてしまう。しかし、天馬を筆頭に他のクラスメイト達は夏目の特殊な境遇を受け入れてくれた。京子も心の底では恨みなど持っていなかったが、自分の初恋の少年が夏目ではなく春虎であることに気付いてしまい、複雑な心境を隠せない。そんな京子を見かねた鈴鹿の歯に衣着せぬ発破により京子の迷いも晴れるかと思われたが、そんな時、土御門本家が全焼したというニュースが飛び込んできて――。

アバンタイトルの夏目の笑顔が殺人的に可愛くて「誰だよ、この揺ぎ無き正ヒロイン!」などと一人ツッコミを入れてしまったのですが、それはさておき……。

クラスメイト、特に以前春虎に食って掛かってきた塾生だったかと思いますが、彼の一言で夏目の境遇を皆が受け入れてくれたシーンには不覚にも感涙。今まで自分達が困難や危険を乗り越えて来られたのは、夏目達の働きによるものだという自覚が皆あるんでしょうね。恩を仇で返すような人間がいないという事実に、彼らは将来にわたって信頼し合える仲間になれるのではないかな、と思い。
しかしながら、陰陽庁に救う巨悪――長である倉橋自身の夜光への執着は、遂に土御門本家にまで……。しかも、再建を果たした陰陽塾には、夏目を迎えに来た相馬多軌子の姿が。春虎達の真の試練はここから始まりそうな。特に、夏目や春虎への想いに決着をつけようとしていた京子が、父親の目的を知った時にどんな反応を返すのか、彼女にとっても試練の時なのかも。

春虎の両親も登場して、いよいよ役者が揃ったと言った所か。鴉羽は奪われてしまったようですが、曲者揃いの土御門家が簡単に遅れを取るとは思えないので、何かしらのトラップが仕掛けられていそうな予感。