たこわさ

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ゴールデンタイム 第3話「ナイトエスケープ」感想

原作未読。
(以下ネタバレ)
都市伝説の如く語られる「大学でサークルに勧誘されてホイホイついていったら新興宗教だったでござる」状態に見事にはまってしまった万里達ですが、相手が温かったお陰でなんとか脱出できたようで。これが実際のケースともなるともっと恐ろしい洗脳コースが待ち受けていて相当の精神力がないと耐え切れないなんて話も聞いた事がありますが……。
さて、咄嗟に機転を利かせたり早い段階からサークルの胡散臭さに気付いていた万里ですが、そのタフさの理由がなんともはや予想以上にヘビーな「高校卒業以前の記憶が全くない」境遇にあったとは……。通りで掴みどころがない割にここ一番では度胸があるよな、と。たいていの逆境なんて「自分が何者か分からない」事に比べたら屁でもないし、多少の失敗で失うものもない訳で。
しかも、一年間もリハビリに費やしたという事をサラっと言っていますが、それは何も過去の記憶を呼び起こすためだけのものではなく社会的生活を送れるようになるためのメニューも含まれていたであろう事は想像に難くなく……。
これはあれかな、原作者の性格を考えれば香子といい感じになった所でモトカノが登場して泥仕合になるとかそんな展開か(笑)。
今回香子が見せた「素」の彼女が非常に魅力的だっただけに、あんまりかわいそうな展開にはしてほしくないな、と思ったり。*1
あと、気になったのはバーバラもとい林田さんは万里の事名前で呼んでたっけ? ってところ。実はサークル勧誘の時に万里を助けたのは気まぐれじゃなくて、記憶を失った万里をかげながら見守る高校以前の知り合いだったりするんだろうか。

*1:「やなお」が物凄いツボでした。