ゴールデンタイム　第17話「リターン・トゥ・イエスタデイ」感想

原作未読。
（以下ネタバレ）
香子の言葉に、今度こそ真正面から「過去の自分」に向き合う事を決めた万里だったが、リンダから高校の同窓会の話を聞き、逡巡してしまう。そんな彼の背中を押したのは香子で……。一方、リンダと親しくなった柳澤はある疑念を抱き始め――。

香子と本当の意味で分かり合い、過去の自分とも真剣に向き合うようになった万里ですが、少々テンションに任せて突っ走っている感があり、何か問題に直面した時に一気に壊れてしまいそうな不安がありますね。恐らく、リンダもそんな空気を感じ取ったからこそ、同窓会の件を持ち出しながらも乗り気ではない様子を見せたのでしょうね。
柳澤に関しては……あれこいつ本気でリンダに惚れたの？という感じ。彼は彼で幼い部分がある人ですから*1、関心を引きたくて色々やってしまっているように見えますね。
そして恋焦がれる人の細かい所作から色々と妄想を膨らませてしまうのも若者の恋愛の特権（という名の悪癖）、リンダと万里の間に何かある、と感づいているようで。案外、自分がどうにも出来なかった香子を手懐けた万里に対して、友情と同じくらいの嫉妬を感じているのかも？