たこわさ

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革命機ヴァルヴレイヴ 第12話「起動する異端者」感想

サブタイトルは公式サイト表記を採用。
(以下ネタバレ)
分割2クールの1クール目がとりあえず終了した訳ですが……普通に来週も続きそうな終わり方でしたね。もう少し区切りを付けるのかと思い込んでいたので、「パイロットとエルエルフ以外の生徒達はやっぱり全滅しちゃうのかな」とハラハラしながら観てしまいました。
さて、カインの策略によりエルエルフの予言レベルの戦術も意味をなさなくなり、一気に劣勢に追い込まれたハルト達ですが、今回はハルト、ショーコ、そしてアキラの奮闘が耀いていましたね。ついでに生徒会長も。
エルエルフも余裕がないのか、ハルトのやる気を頼っている所が見受けられました。
ただ、アキラが六号機に乗るまでの一連のシークエンスは流石にご都合主義が過ぎるかな、と。最初はエルエルフがアキラの適正を有望と判断していて彼女の居室の近くに六号機を移動させていたのかと思いましたが、エルエルフさん普通に「誰が乗っている!?」とか言っちゃってましたしね……。
既に神業を通り越してネタレベルに達しているエルエルフの戦術予測は視聴者には了解されている事なんだから、「こんなこともあろうかと!」位のハッタリをきかせてもよかったのでは? と思ったり。どちらにしろ、カインの「奥の手」で凌駕されてしまう事は変わらなかったわけだし。
さて、そのカインですが、生身でヴァルヴレイヴと同じような光の装甲を纏ったり、動かなかったはずの二号機が「ブルー」と呼ばれる謎の存在を移植(?)された事で起動したところを見るに、彼ら(カインとヴァルヴレイヴ)の正体は半情報生命体って所でしょうか? で、彼らを構成する最小単位が「ルーン」である、と。で、マギウスというのは彼らと融合した人間の事なのでは?
最後の方で、ドルシアとARUSの両代表が揃って「マギウス」と呼ばれる存在である事が明かされ、どうやら学園の生徒達には恭順以外の道が残されていないように見受けられますが……さて、どうなる事やら。

追記

書き忘れたけど、ハルトのプロポーズに対してサキが半ば拒否のような態度を示したのは、やっぱり「責任感から一緒にいる事を選択して欲しくない」という気持ちの表れなんでしょうね。サキさん大人!!