たこわさ

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革命機ヴァルヴレイヴ #18「父の願い」感想

前期視聴済み。
(以下ネタバレ)
再会、父よ――ただし父親は本気でゴミカスクズなマッドサイエンティストでしたー! これならまだ酸素欠乏症でパーになっていた方がまだましだよ!!
ハルトの「ヴァルヴレイヴをぶっ壊すのさ!」(某レオン・S・ケネディさん風に)宣言は、当然ジオールの安全を確保してからのお話だと思いたいですが……ハルトはエルエルフがいないと本当に戦略的な思考が出来ないから案外即時ぶっ壊すつもりかもしれん(ぉ
しかし、ハルトパパはマッドサイエンティストの振りして実はショーコパパのように「子供達の未来を切り開く為にあえて重い運命を背負わせた」のだとばかり思っていましたが……。以前、貴生川が「時縞博士、貴方はヴァルヴレイヴにどんな想いを……」みたいな独白をしていましたが、なんのひねりもなく新人類を作り出す為だったとは、悪い意味で予想外の展開でした。
一方、王統派の動きから彼らの掲げる王族がリーゼロッテであり、彼女がすぐ近くにいる事を悟ったエルエルフはハルト達の下を離れ単独行動に走る。いつも冷静で我を殺してきた彼の豹変振りに周囲は驚きを隠せないが、エルエルフが我を捨ててまで戦う理由がリーゼロッテにある事を知るハルトは、自分達は自分達のすべき事を進めるべきだと主張する。
この辺り、ハルトが何だかんだ言ってエルエルフの事をよく理解していて、彼に頼りきりではその隣に並び立つ資格がない、と考えている事が伺えますね。その場の判断が出来るようになったのは成長と言えるかもしれませんが、戦略レベルで物事を考え判断出来るようにもなって欲しいところ。
さて、久々の一人旅団振りを発揮し無事リーゼロッテの下に辿り着いたエルエルフ。かつて「今はその時ではない」と彼の助けを拒んだリーゼロッテですが、やはりその本心は彼と共にありたい、って所なんでしょうね。何だかカインに謎のお仕置きを受けていましたので、恐らくはそのままエルエルフと共に行く事は出来ないとかそんな所なんでしょうが……つーか次回予告からは死亡フラグがプンプンと匂ってきて不安。いつかの未来でサキが世話している王子(皇子)がエルエルフにそっくりで王族の身分ですから、彼とリーゼロッテの子供or子孫であると思いたいところです。
あと、今まで全然触れられてこなかったエルエルフやアードライ達の名前の由来、やっと解説されましたね。いずれもドイツ語(多分)でアルファベットと数字を組み合わせた物だったので、まあそんな所だろうとは誰しも思っていたところでしょうが。しかし、王族でイケメンで人望もあって能力も高いアードライですらAグループの三番目って事は別に能力順にグループ分けされているのではないでしょうね。そもそもエルエルフが後ろの方過ぎるし。