たこわさ

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革命機ヴァルヴレイヴ #19「悲しみは降る雪のごとく」感想

前期視聴済み。
(以下ネタバレ)
エルエルフさんマジ愛の戦士!! なお話。
エルエルフとリーゼロッテが共に過ごした時間がほんの数分だけだった、という事実は衝撃的ですが考えてみれば彼女と親しかったら王統派として粛清の対象になっていただろうからむしろ当たり前なのか。一歩間違えればストーカーですがリーゼロッテの最期の言葉からは彼女もまんざらではなかった気持ちが伝わって来て、想いの儚さを噛み締める展開に。
しかし、主要スタッフが同じである「コードギアス 反逆のルルーシュ」でもそうだったように、重要人物っぽく描かれる姫様キャラの出番が案外少ない&早死にという展開好きなんですかね? この人達はw
さて、カインの裏をかきハルト達を無事脱出させたものの、自分の行動が元でリーゼロッテを失ってしまったエルエルフ。戦う理由を失った彼がこの後どんな行動をとるのか……ここで心の支えになるのがハルト、という事なんでしょうかね。
また、今回はリーゼロッテの口から「マギウス」の正体が明かされました。外宇宙からやってきて地球に不時着した精神生命体の末裔が人間をジャックして生き長らえたのがマギウスという一族であり、ピノも同種の生命体である事も明かされましたが、果たして彼らがカミツキのように不死性も持っているのかどうかまだ不明ですね。彼らの場合、人間の体を乗っ取る事はできてもその体は老化もするし致命傷を負えば普通の人間と同じように死んでしまうようにも見受けられますが。
いつの日かの未来で、サキだけじゃなくてサトミもカミツキになっているともとれる光景が描かれていましたが、案外人間からカミツキ(マギウス)になった場合は、ヴァルヴレイヴに乗らなければ実質上不老不死でいられるとか、人間以外の存在からルーンを補給できるようになるだとか、そんな展開になりそうな予感も。そしてそれがマギウスに対する圧倒的なアドバンテージになるんじゃないかな、と。
以前カインがピノを見て「我が一族の延命が――」みたいな事を言っていたかと思いますが、オリジナルのマギウス達には何らかの理由で種の寿命が訪れようとしている、とも取れますしね。