たこわさ

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革命機ヴァルヴレイヴ #23「モジュール77奪還作戦」感想

(以下ネタバレ)
サキに救出されたハルトとエルエルフは、モジュール77の奪還、そしてマギウスの存在を暴く為の作戦を計画するが――。
友情に厚い熱い魂の漢・山田散る!! 。゚(゚´Д`゚)゚。
あの短い期間に、内気で人見知りなアキラに「信頼できる仲間」と認識させ、彼自身もアキラの事を「ダチ」と呼んでいたことから、キューマとはまた違う人徳の持ち主であった事が伺え、そんな彼の死がハルト達にとって大きな喪失感を伴うものである事は想像に難くなく……。視聴者としても、いい奴から先に死んでいくの法則はもうたくさんだ、と思えるくらいに愛すべきキャラクターだったのではないかと。
そんな山田の最期に水をさすような不出来な部分が目立ったのは残念ですね。特に、エルエルフがドルシア総統自身がマギウスになっている、と判断した根拠が明らかにされていない所とか。あれで総統が単にマギウスに操られているだけの人間だった場合は、一体どうしていたんだろうw
また、真実を知った上でもハルトを(表向き)拒絶したショーコの底の浅さも酷かった。あの状況で仲間達の不安を受け止めるだけで、それを払拭できるよう鼓舞できなくて何が指導者か! 「総意に従った」と言えば聞こえは良いですが、ショーコのそれはただ愚民の意志を代弁するだけの無能な政治家のそれですわな。つーか、アキラが可愛そう過ぎる……。