たこわさ

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革命機ヴァルヴレイヴ 第7話「瓦礫の下のハルト」感想

サブタイトルは公式サイト表記を採用。
(以下ネタバレ)
アバンタイトルがいきなりいつとも知れぬ未来*1に飛んでいて、いい意味で意表をつかれました。「第三銀河帝国暦214年」となっていましたが、「第三銀河帝国」というのがドルシアのことなのかそれともエルエルフによる「革命」を経た新たな国家なのかも未だ分かりませんしね。ただ、確定なのはハルトやサキ達はやはり不老不死に近い存在になってしまっているという事でしょうか? ヴァルヴレイヴも乗り換えていないようですし、やはりヴァルヴレイヴと一体化している、という事なのか。
さて、エルエルフさんによる華麗なる学園乗っ取りが相変わらずチート過ぎてワクワクしながら観ていましたが、まさかあんな展開になるなんて……。
確かに今回だけで死亡フラグをどれだけ立てたのか数えるのも大変な位でしたが、主要キャラの中で最初に生贄になったのが、場の清涼剤のような存在だったアイナだという所がまた……。彼女がハルトに思いを寄せている様子は第一話の頃からそれとなく描かれていましたが、それにしたってなんて報われない。報われないといえば、恐らくは彼女に思いを寄せていたであろうキューマもですが。予告映像にもありましたが、恐らくアイナの死でキューマの心はハルト達から離れてしまうんでしょうね。
もしくはアイナは瀕死の重症でヴァルヴレイヴに乗る事で生存するorキューマが自暴自棄になってヴァルヴレイヴに乗り込む、という展開か。
突飛と思われたエルエルフの裏切りも、今回ハルトとヴァルヴレイヴの存在が以前から暖めていた彼の計画を実行に踏み切らせた、と半ば明らかにされましたし、細かいアラはありますが脚本全体としては思いの外しっかりと手順を踏んでストーリーが進行しているんですね。
まあ、ハルトの「あいつは予言者か!」発言には流石に吹いてしまいましたが。やっぱり狙ってやってる部分も多いですよね、このアニメ。

*1:サキが「200年経っても」と言っていましたがいつから数えて200年なのかはロケットの中身が明らかになっていないので断定できない。戦っていた相手は「古代兵器」とか言っていたので物凄い未来かもしれない。