たこわさ

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とある科学の超電磁砲S 第2話「寿命中断(クリティカル)」感想

第一期視聴済み。漫画版既読。
(以下ネタバレ)
「彼らの為に君のDNAマップを提供してくれないか?」
幼い美琴に筋ジストロフィーと闘う子供達の姿を見せた上で、そう懇願する一人の医師。幼い美琴はそれを快諾する――そんな昔の夢を見た美琴に待っていたのは、いつもながらに黒子からセクハラを受ける平和な日々のはずだった。
街中の路地裏にマネーカードが相次いで放置されるという謎の事件、佐天が見たという美琴のそっくりさん、かつて学園都市に流れた「レベル5のクローン計画」の噂、そして話術と演出だけでチンピラを撃退した、件のマネーカード事件の「犯人」と思しき少女が美琴を見て発した「貴女、オリジナルね」という謎めいた言葉。
美琴の平和な日常に怪しい影が忍び寄る――。
↑等と書くとちょっとサスペンスチックでドキドキするあらすじなんですが、最早テンプレ化された「美少女達がキャッキャウフフする一方で、彼女らにチンピラ達がフルボッコにされる」という本アニメの典型的展開が退屈すぎてなんだか面白みもへったくれもないよなー、という感想を抱いてしまうんですよね。
せっかく原作でも屈指の緊張感あふれるエピソードなのに、出だしからして軽いというか。それまでの軽いノリとの落差を狙っているのだとしたら、第二話で既に美琴の「日常」は描かれているので、はっきりいって蛇足でしかないし。