たこわさ

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やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。 第3話「たまにラブコメの神様はいいことをする。」感想

原作未読。
(以下ネタバレ)
比企谷はひょんなことからクラスメイトの戸塚からテニス部への勧誘を受ける。紆余曲折あり、奉仕部で弱小であるテニス部の強化に付き合うことになったが、何がどうなったのかクラスのリア充グループとテニス対決する事になり……。
由比ヶ浜からあれだけ無垢な笑顔や自然なコミュニケーションを受けているのに全くなびかない比企谷が、戸塚(♂)にはドキドキしているって……由比ヶ浜も十分にかわいい上に愛嬌あるし比企谷に対して好意的に接しているのに、やっぱり見てくれの好みの方が上に来るのか。そういえば雪ノ下の見た目にもドキドキしていたようだし、比企谷はスレンダー派なのか(何
それはさておき。
二話まででは比企谷もちょっと理屈臭くて自らぼっちを気取っている奴、位の印象しか受けませんでしたが、今回非の打ち所の無いイケメンである葉山に嫌みったらしく接するところを見るに「あー、コミュニケーションが苦手とか以前に性格悪いのかー」などと変な感慨と共に比企谷という人物を理解してしまいましたw
普通ならあそこで性格のいい葉山を味方に引き入れてうまく場を収める助けになってもらう所なんですが、それが出来ないからこそ比企谷はぼっちをやっている、という事なんですね。
でも、それでいて物凄いお人よしであり一部の人種(由比ヶ浜や材木座、戸塚)からは懐かれてしまう不思議な魅力もあるというチグハグさがなんともイマドキの主人公らしいな、と。
しかも、姑息な手段を使いつつも運動神経抜群と思しき葉山・三浦ペアと試合が出来てしまう位には運動能力がある事も判明。頑張れば十分にイケメンになれるはずなのに、と思いつつも三つ子の魂百までか、とも思い。
きっと、今回みたいに「試合に勝って勝負に負ける」ような事が積み重なってきたのだろうな、と思わせる描写もあり、「性格に問題のある困った奴」の一言で済ませられないような人物像が浮かび上がってきます。
さらに最後の最後でラッキースケベ属性もGET。比企谷の青春に幸あれ……。