ちはやふる2　第8首「みかさのやまにいでしつきかも」感想

原作既読、前期視聴済み。
（以下ネタバレ）
遂に始まった全国大会。懲りずに調子に乗る筑波にあきれる一同だったが、太一と机くんはなんと筑波をスタメン起用し……。
机くんはこの一年余り本当に頑張ってきました。その頑張りは部員一同もよく知るところのはずですし、本人も試合に出たくてしょうがないはず。でも、そこのところを曲げて、筑波を起用し自分はサポートに徹する決断を出来るってのは……なかなか真似できることではありません。あのストイックな太一でさえ「自分に同じ事が出来るだろうか」と思ってしまうほどのことです。
そしてスタメンには起用しなかったものの、スカウティングなどのサポート役がいかに重要であるかを自ら体言してみせた後に、菫にもこの「大役」を担ってもらいその成長を促すとともに部員としての連帯感を高めようとするなんて、なんて素敵な先輩振り……。筑波は既に机くんの事を尊敬に近い眼差しで見ていますが、多分菫もすぐに同じ気持ちで机くんの事を見るようになるんじゃなかろうか？
しかし、一回戦の対戦相手といい、菫がチェックしに行った天然毒舌メガネッ娘のめぐむちゃんといい、ゲストもいちいちキャラが立っていますなぁ、本作はｗ
一方、千早には内緒で団体戦を見に来た新は近江神宮の階段でクイーン・詩暢に補足され――ってあれじゃ階段じゃなくて怪談だwww　ちょっとだけ原作ネタバレすると、本来はあんなホラーなシーンじゃなくて詩暢ちゃんが新を見つけて胸キュン（かるたの対戦相手的な意味で）してるシーンだったはずだけど……まあアニメの演出の方が面白いからいいか（ぉ