たこわさ

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さくら荘のペットな彼女 第17話「バレンタインはチョコの日よ」感想

原作知識は漫画版を少し読んだ程度。
(以下ネタバレ)
バレンタイン当日。七海は遂にオーディションの日を迎えるが空太はなんと言って励ましていいのか分からない。一方、ましろは不完全ながらも自分で身支度を整えたり鞄の中身を見せたがらなかったりとどこか態度が妙。そんな時、突然イギリスからリタが訪ねてきて……。
空太の天然ジゴロ振りがムカつくと同時に大したもんだなぁ、と思う気持ちが。七海のピンチに颯爽と駆けつける(ただし友人を踏み台にして)姿はまさに「等身大ヒーロー」と呼べるものだけれども、七海の気持ちに対してあまりにも鈍感な所は流石に頂けないし、自分自身の行動原理を示していない訳で実に質が悪い。
一方で、ようやくましろの「気持ち」を理解できた所はGJと言えるかも。今までずっとましろの「才能」だけを見ようとして一人の女の子としてみる事は(多分意識的に)避けてきていただけに、「ようやくかよ」と思う気持ちはあるけれども。あとは、「ましろにチョコをもらえるかも」と思っただけで胸のドキドキが止まらなかった自分の気持ちとも向き合えているのか、という問題が残っているけれども、「ましろ以上に生きているよ」の一言から判断するに、ある程度は自覚しているのかも。
それだけに、七海があれだけはっきりと自分に好意を伝えようとしているのに「まさかあるはずない」と否定してしまう気持ちがあるのかもな、と。
さて、そんな優柔不断な空太とは別の意味ではっきりしない男達の姿が……。仁は結局姿を現さなかったし、龍之介も引きこもったまま時間切れ判定勝利、と。美咲とリタがあまりにも可哀想過ぎますな。いや、美咲は今はすれ違っているけれども実際には両思いな訳だから、リタの一人負けか。
龍之介も少しくらいは男を見せて欲しいものですが。

しかし、イギリス人もバレンタインにチョコ渡す風習あるのかね?