たこわさ

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さくら荘のペットな彼女 第12話「愛のパワー in 文化祭」感想

原作知識は漫画版を少し読んだ程度。
(以下ネタバレ)
さくら荘の面々+リタで制作したにゃぼろんの上映が遂に開始。
七海の狂言回しも冴えていて観客の反応は上々だったが、直前で取り入れた空太のアイディア「愛を叫べ!」に観客の間に戸惑いが広がり一点暗雲が立ち込める。しかし、その時ましろが――。
いやいや、にゃぼろんの件の見事な起承転結感はありがちな展開ながらもきっちり盛り上げてくれましたね。しっかし観客の「愛を叫べ!」に対する反応が生々しい事この上なく、空太だけじゃなく観ている方も心が折れそうでしたなぁw
そしてそのピンチを救ったのがましろの(恐らくは人生初めての)叫びだったという所が、メインヒロインの面目躍如というか。ましろは名指ししてないのに空太はましろを名指ししてて「このうぬぼれやさんめ!」とちょっとだけ思ったのは秘密だ!
さて、文化祭が無事終わりその余韻に浸かる間もなく、リタとましろが姿を消してしまいました。リタが空太に語った通り、ましろをイギリスに連れて帰るのであれば、このまま彼女とは別れることになってしまいますが、空太はそれを止めようとも追いかけようとも出来ない――そんな彼を七海が叱咤します。七海、どんだけ報われない属性を背負い込む気だ(´Д⊂ヽ
さくら荘の面々の助けもあって、空港でましろに追いついた空太は熱い抱擁と共に「行くな!」という自分の正直な気持ちを叫びます――が、イギリスへ帰るというのはリタのブラフであり、結果的に空太が公衆の面前でムダに愛を*1叫んだだけの結果に……。何ともトホホな結果に終わるかと思いきや、リタを見送ったましろの心に今までにない感情――止まらない胸のドキドキが。
何ともニヤニヤな展開でまさかの2クール目に突入とは、これまた焦らしてくれます。来年が楽しみですな。
あと、龍之介とリタも何気にちゃんとフラグを消化していてそちらもニヤニヤ物でしたな。リタの不意打ちキスと、「本当の笑顔」にまんざらでもない龍之介の表情が特に。
仁と美咲も収まるべき所に収まりそうだし、七海も他の男子からの告白を断った事で自分の気持ちをはっきりさせてしまったし、ついでに先生もフラグが立ったしで、後半戦は恋愛描写中心になる……のか?

*1:愛でしょ、あれは。