PSYCHO-PASS 第15話「硫黄降る街」感想

（以下ネタバレ）
あまりにも脆く崩れ去る平穏。いくらシビュラが絶対視されていたからと言っても、不測の事態に暴徒を鎮圧できるようなシステムが無いというのは管理社会として実に片手落ち。むしろ、いざと言う時に脆く崩れ去るように世界が設計されているのではないかと疑ってしまうような。
シビュラシステムの完全性が欺瞞だと言う事は散々視聴者に提示されてきた事なので今更驚きはないですが、どうやらもう少し裏がありそうな展開になってきましたね。
そもそも近未来SF的世界観というのがフェイクで、実はもっと遥か遠い未来の世界を描いた話なのかもしれませんね。日本以外の国が復興を果たしていない、という伏線から見るに、日本自体が何者かの実験場であるだとか。

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