たこわさ

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絶園のテンペスト 第十五幕「何やら企んでいるようであり」感想

原作知識は連載を流し読みしてる程度でうろ覚え。
(以下ネタバレ)
今回は爆笑ポイントが多すぎて腹筋が痛いwww
完全に吉野に惚れてしまった上に潤一郎にその事を指摘されて激しく動揺する葉風さんが今回も死ぬほど可愛かった訳ですが、そんな彼女に潤一郎の「君が吉野君を求めれば吉野君の彼女が死ぬ」という言葉が突き刺さり――吉野の彼女が不破愛花であり既に故人である事を知らぬ彼等にしてみれば当然の帰結なんですが、神たる視点の視聴者からみるとそれすらも皮肉めいたコメディに見えてしまい。
一方、真広達の元へ赴いた羽村は、そのヘタレさ加減を遺憾なく発揮するも、天然振りから他の面々が言いたくても言えなかった「シスコン」の一言を真広に向けたり、真広の愛花への気持ちが「恋」だと瞬時に気付くという変な所で勘が良い様をみせてくれたり、登場が遅かった事がハンデにならないくらいの存在感を醸しだしてますね。
しかし一番面白かったのは、「説得は難しいだろう」と前振りした上で葉風に電話したら内容も聞かずに「勝手にやれ!」と一方的に切られた時の左門さんのキョドり具合でしょうかw いやぁ、やはり左門さんは萌えキャラだわ。
ただ、笑いが全面に出ていた分、要所要所での描写が色々気になったり。特に羽村関連で、彼の元彼女と連絡つかない件は傍から見れば「はじまりの樹」出現時に死んでるんじゃないか、とも思えるのに羽村にはそれに気付いている素振りが見えないところとか。羽村自身のどこかしら「壊れた」人間なんじゃないかと。

絶園のテンペスト(8) (ガンガンコミックス)

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ところで、↑の原作最新刊のCMが激しくネタバレな気がするんですが、そこら辺もう少し考えられなかったものか。