「超級! 機動武闘伝Gガンダム 新宿・東方不敗!」(6)感想
超級! 機動武闘伝Gガンダム 新宿・東方不敗! (6) (カドカワコミックス・エース)
- 作者: 島本和彦,矢立肇,富野由悠季
- 出版社/メーカー: 角川書店(角川グループパブリッシング)
- 発売日: 2013/01/24
- メディア: コミック
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前半はジョルジュ覚醒編。
原作アニメでもそうでしたが、なんだかジョルジュって新生シャッフルの面々の中では一番冷遇されていると言うか、精神的に弱い描写が多いというか、そういったイメージがあってそれは本作でも基本的に変わらないのですが、それだけに後に控える決勝トーナメントでの彼の名エピソードが活きてくる訳で、現時点では彼のヘタレという印象を改める必要はないんだよな、としみじみ思いながら読んだり。
後半はドモンの修行が大詰めに。
まさかここで石破天驚拳が登場するとは! と旧来のファンは膝を打ったことでしょう。
原作では「石破天驚拳! 決闘マスター・アジア」という名エピソードで初登場した石破天驚拳。そのエピソードの出来がよかったので昔は気になりませんでしたが、改めて考えると「何故、マスターアジアは最終奥義を伝授しないまま修行を終えてしまったのか?」という疑問が……。今回はそこの所を補完する形にシナリオが改変されていて、伝授自体はしていたがドモンがまだ使いこなせていない、という形に。
上記ジョルジュの件も含めて、決勝トーナメント編への伏線が沢山張られていて、今後も楽しみだなぁ、と。