たこわさ

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俺の彼女と幼なじみが修羅場すぎる 第4話「男の戦いは修羅場」感想

原作知識なし。
(以下ネタバレ)
今回も千和は安定して可愛いしいい子だったー!
逆に真涼は安定した人格破綻者振りを披露してくれました。坂上が最低野郎だという情報を知った上で千和を陥れようとしていたわけだから、いくら鋭太相手にしおらしい表情みせても最早情状酌量の余地なしというか……。最悪千和がxxxでxxxな目*1にあうかもしれない事とそれによってもたらされる結果を分ってやっていたわけだからもう救いようがないというか。*2
そして鋭太。千和を助けに向かう雄姿も真涼を嗜める優しさも格好よかったのに、まさかの中二病再発でなんとも残念な結果に……。もちろん、集団でボコられているのに根性見せたところは偉いが、結局千和に助けられている訳だからなんとも決まらない男だな、と。まあ、それでも千和にとっては鋭太はヒーローなんだろうけど。
ただ、鋭太の「彼女が見てるんだよ!」は真涼への言葉を鑑みれば「彼女=真涼」なんだけれども、千和に「彼女って」と問われて慌ててたところを見るに、とっさに出た言葉で自分でも自覚がなかったのか、もしくは千和に「彼女」という存在を再認識されるのはまずい、という程度には千和の気持ちに気付いたのか、どちらなんでしょうね。
そんな一連の事件を経て、真涼が鋭太にキスしたってのはやっぱり「鋭太と千和の関係への嫉妬」と「鋭太自身に興味を持ち始めたから」っていう気持ちからでしょうか。まあ、大概の視聴者は千和の味方でしょうから、奇しくも真涼が言い訳のように言った通り「お前の初めては千和ではない! この真涼だ!!」的な痺れないし憧れない捉え方をしたんじゃないでしょうか。
そんなこんなで、鈍すぎる鋭太も千和と真涼からのアプローチの意味におぼろげながら気が付くようになり、千和と真涼もお互いをライバルとして認識し合ったところでようやく主題の「修羅場」状況が開始される……と。オマケに何かストーカーチックな風合いをみせる新たなスタンド使いもとい恋敵が登場する前振りもあり。典型的なハーレムモノになっていくのか独自色を見せてくれるのか、一応期待。

*1:好きな言葉を入れてくださいね!

*2:同じような人格破綻者系のヒロインは、大概の場合「自分がどんなに酷い事をやっているのか」自覚がなくて後から失敗に気付いて落ち込むような描写があってまだ擁護できる部分があると思われ。