たこわさ

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好きっていいなよ 第10話「他には何も」感想

原作はノータッチ。
(以下ネタバレ)
遂に本気で牙を剥き始めためぐみ。彼女の策略によって孤立感に苛まれるめいだったが、海の励ましによって元気を取り戻す。だが、その一方で大和は海に対する嫉妬心が湧いてしまい……。
いよいよ化けの皮がはがれ始めためぐみの、ねちっこい手段が恐ろしい。しかし、自分にとって有益にならないと判断したら切り捨てるって事を繰り返していくと、むしろ孤立していくのは彼女自身なのではないかと思われ……。めぐみについてはまだ掘り下げがありそうですね。
一方、前回大和に対してめいに好意を寄せている事を告白した海ですが、前回の過去のイジメを引き摺ったウジウジ君状態から一転して頼れるナイスガイにレベルアップしていたのは驚き。それだけに、彼が変われたきっかけのような存在である訳めいに対して、海がどれだけ感謝しているか分かろうというもの。めいにかける言葉の一つ一つが、恩返しでもあるんですね。
しかし、そんな海の立派な態度とは逆に大和は嫉妬の鬼に……。いくらめぐみの策略があったとはいえ、もう少しめいを信じてあげろよ! と思うところですが、まあ冷静でいられないほどめいの事が好きなんだろうな、と納得してあげるべきでしょうか? まあ、中学時代は当たり障りのないような生き方をしてきて、高校に入ってからはモテ王子扱いだったわけで、大和は今まで本気で人とぶつかるような事をしてこなかった*1ので、まだまだ精神的に未熟なのは仕方のない事でしょうが。
男性視聴者としてはどこか一本筋の通った男の方が好感をもてるでしょうから、大和よりも海の方が人気でそうですねw

*1:ただし友達の為に体を張ることはあったわけだけど。