たこわさ

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マギ 第10夜「その名はジュダル」感想

原作知識は連載流し読み程度。
(以下ネタバレ)
今まで顔見せ程度だったジュダルが本格参戦。アラジンと同じ「マギ」だというジュダルの戦闘力は凄まじく、彼の「魔法」でアラジン達は窮地に追い込まれるが、その時ウーゴ君が……。
ジュダルの強さはよく分ったんですが、やはり饒舌でちょっと小悪党っぽい喋り方な上に攻撃方法が飛び道具だと、テンポが悪すぎて戦闘シーンに華がないですね。逆に、後半のウーゴ君無双は大迫力でしたが、ジュダルの見せ場があれで終了ってのは敵役としてどうなんだろうなぁ、と。もう少し追い込まれてからウーゴ君が大暴走、という感じの流れだったら見栄えもしたでしょうが。
一方、アリババ君の国王との交渉は全く相手にしてもらえないという惨憺たる結果に終わったわけですが、アリババ君を焚付けたシンドバットはその場その場の交渉ではなくもっと大きい戦略的視点で物事を動かそうとしていた訳ですね。……まあ、そんな彼が金属器を全部奪われていたせいでジュダルの暴虐をあそこまで許してしまった、という事を加味するとうっかりじゃ済まされない慢心も見て取れますが。
アリババ君もすっかりヘタレが板についてしまいましたが、それでもアラジンとウーゴ君の危機にモルさんとのナイス連係プレイでジュダルに一矢報いるなど、少しは見せ場がありましたね。
しかし、毎度毎度微妙な場面で引きますね。正直、あんまり次回が気になるような引き方ではないか。

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