たこわさ

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機動戦士ガンダムAGE 第39話「新世界の扉」感想

(以下ネタバレ)
明かされるイゼルカントの真意。「極限状態」の果てに待つ人類の覚醒、そして覚醒した「選ばれた人々」によってもたらされる争いのない世界。それこそが彼の求めるものだという。
――いやぁ、息子を失い自分も死病に侵された老人の妄言にしか聴こえませんな。実際、「人類の可能性の一つ」であるはずのXラウンダーはただの戦争の道具としてしか使われていないし。しかもイゼルカントの理想は彼一人の物だけなわけだから、彼の寿命が尽きれば後に残るのは「お互いを憎みあう地球連邦とヴェイガンの人々」という構図のみ。*1「絵に描いた餅」どころか「絵にも描けない餅」状態。
しかし、ビシディアンはヘタな連邦軍よりもよっぽど優秀ですな。小惑星セカンドムーンに突っ込ませるぞ! という凶悪な脅しも実はバルーンを使ったブラフだったりで「粗にして野だが、卑ではない」と言った所でしょうか?*2 でも、あの作戦の発動までに時間がかかったのだけは謎……。部隊を展開した時点でやってれば余計な戦闘も避けられただろうに。通信を待っていた、という事は別働隊が準備していたんだろうけれども、本物じゃなくてバルーンなんだからもっと早く動けるだろうとw
その他、ガンダムレギルスの圧倒的性能とAGE-3さんが早くもキオの反応速度についていけないという衝撃の事実が……。AGE-3さん完全に新型のかませ犬じゃないですか!

HG 1/144 ガンダムAGE-FX (機動戦士ガンダムAGE)

HG 1/144 ガンダムAGE-FX (機動戦士ガンダムAGE)

しかも「ガンダムAGE」でAmazon検索すると既に新型らしき機体のプラモが上位にHITするんですがw

*1:だからこそキオやゼハートのような「後継者」を欲していたのだろうが。

*2:そして今まで散々非道を行ってきたヴェイガンの指揮官が「卑怯な!」とか言った所で吹いたのは言うまでもない。