たこわさ

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輪るピングドラム 19「私の運命の人」感想

(以下ネタバレ)
毎度毎度、話が動くたびに呆気にとられる快感を与えてくれるという意味で、本作は間違いなく名作の部類に入るよな、と常々思います。
さて、今回明かされた大きな事実は三つ。

  • 冠葉は両親と密に連絡を取っていた。
  • 陽毬は高倉家の本当の子供ではない。
  • 陽毬の「運命の人」は晶馬。

上二つはそれとなく示唆されていたものの、最後の一つはちょっと予想外でした。現在の晶馬の役割って比較的「傍観者」であることが多かったので、そこのところに思い当たりませんでしたが、よく考えたら2回目に陽毬が危篤に陥った時、晶馬の様子がおかしくなったのは伏線だったのかな、と。
何故、晶馬が「運命の人」なのか? 手にした林檎はどんな意味を持つのか? という疑問に対する答えは次回以降を待つ必要がありそうですが、もう一つ謎が。
冠葉に執着する真砂子。そもそも、彼女と冠葉の繋がりはどこに? という疑問。
真砂子の回想から、二人が幼い頃からの知己であることは判明していますが、既にその頃からただならぬ関係であった訳で。真砂子の父親の顔が伏せられていたのはただ単に演出ではなくてもしかすると……? 謎はつきません。
あと、「運命の人」という表現は多分「運命を変えてくれた人」という事なのかな、と。陽毬とプリクリ様の今までの言動からすると、彼女は冠葉の事が好きなようですし。私が晶馬と苹果のカップリングが好きだからそう見えるだけなのかもですが。

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