たこわさ

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輪るピングドラム 15「世界を救う者」感想

(以下ネタバレ)
セェェェェーフ!!
偶然にも商店街の福引で旅行が当たった友人に半ば無理矢理連れてこられた晶馬が隣の部屋に泊まっていてしかも前回あれだけ意識もうろうだった状態の苹果が晶馬に(未練から?)電話をかけてその会話と友人が盗み聴きしていた隣の部屋の会話と合致する事に気が付いて慌てて止めに行ったけど間抜けにも自爆して気絶して結局真砂子の妨害で事なきを得ただけだけれどもとにかくセーフ!(長
いやいや、おそらく一部の視聴者の方々はむしろアウト展開を期待していたんでしょうが、私的にはセーフでよかったよホント、という感想です。まあ、多分真砂子か多蕗かもしくはそれ以外の誰かの妨害は入るだろうなぁ、とは思っていましたが、この監督の作品ではそんなセオリーが通じない事は多々あるので。
さて、今回明かされたゆりの過去と遂に映像として登場した桃果の姿。一気に物語の核心へ迫った感があります。特に、桃果が「運命を乗り換える」力を持っていた――というかあの日記帳にその力がある、という事実。これは大きい。「代償」が必要であり、ゆりの父親を「消した」桃果が突然炎に焼かれた、という辺りは前期・後期OPでの苹果の描写に繋がる所ですね……。
ゆりの過去については……性的虐待を思わせる描写でしたが、実際に物理的なアイテムとして「ノミ」が出てきたので、これはまた別な事をされていたのでしょうか……?
そしてそれら鬱々とした展開を吹き飛ばす、ゆりVS真砂子の抱腹絶倒バトルwww
前日位にTwitterでキャラクターデザインの方が「ゲッツ!」とか言っていましたがこれの事かw
で、真砂子に日記の半分を奪われたと見せかけておいて、しっかりとフェイクを用意していたとは、ゆりはやっぱり生半可じゃいかないキャラクターでしたね。
鬱展開どころか痛快な展開になって本当によかった――と思わせておいて来週辺り奈落に突き落とされそうですが。

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