ID:INVADED イド:インヴェイデッド FILE : 03「SNIPED 滝の世界」感想
今回の満足度:5点(5点満点中)
(以下ネタバレ含む)
あらすじ
「名探偵・酒井戸」は、気付けば360度を滝に囲まれた石造りの塔の上にいた。
そこでは、逃げ惑う人々が姿なき狙撃手によって次々と射殺されていった。
恐慌をきたした一部の人間は、射殺されるよりも塔の上から飛び降りて自決する道を選ぶ。
酒井戸は自らの射殺されながらも、幾度も「やり直し」次第に真相へと近付いていくが――。
感想
第一話・二話で示唆された、鳴瓢の異常性が早速明らかに。
せっかく捉えた連続爆破犯を自殺に追い込んでしまった、その真意はどこにあるのか?
鳴瓢が元は警察官であり、勤務中に娘(と妻?)が惨殺されたことも明らかに。
その事件が、鳴瓢を壊してしまったのか、それとも彼は最初から壊れていたのか……?
また、少し気になったのが鳴瓢達が収監されている場所。
「穴あき」や爆破犯は捕まったばかりだろうから、あれは刑務所ではなく留置場か、何らかの隔離施設であると思われるが……となると、鳴瓢もそこに入れられている理由は何だろうか?
彼も罪人であることが示唆されているが、その発端はかなり以前であるように思える。となると、既に裁判も終え刑務所に入れられていてもおかしくないはずだが……。
彼らの入れられている施設の正体についても、おいおい明かされていくのだろうか。
ID:INVADED(1) #BRAKE-BROKEN (角川コミックス・エース)
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