たこわさ

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フルーツバスケット 第12話「楽しそうだね」感想――二年生になった透たちのもとへ意外な客が

フルーツバスケット 1st season Vol.2 *BD [Blu-ray]

今回の満足度:5点(5点満点中)
(以下ネタバレ)

あらすじ

春が来て、二年生になった透たち。潑春と紅葉も一年生として入学――早々、目立つふるまいと容姿のせいで、生徒会長の竹井に目を付けられてしまう。
しかもどうやら、学校に慊人がやってきているらしく、由希たちは気が気でないが――。

感想

慊人が本格登場。
竹井会長の賑やかしのお蔭でドタバタしていた前半とは異なり、後半は本作特有の薄暗さが目立つエピソードだった。

竹井会長の由希狂いがカットされないで一安心(笑)。
島崎信長さんの裏声演技も中々堂に入っているw

少し気になってしまったのが、原作連載当時と今の世相とのズレが、あまり補正されずにいる点。
ある程度は仕方ないのだが、夾や潑春の髪の色に対する教師や生徒会長の言動は、あまり現代的とは言えず……。
原作連載当時が、ちょうどそういった髪の色に対する世間や学校の対応が変わりつつある、ある種の過渡期であった事を思うと、切り離せない要素ではあるのだが……もう少し描き方というか、ニュアンスを変えられなかったのだろうか? と思わなくもない。