ゲゲゲの鬼太郎(第6期) 第44話「なりすましのっぺらぼう」感想
今回の満足度:4点(5点満点中)
(以下ネタバレ)
あらすじ
イケメンとチャラ男のアイドルユニット「パラダイス」は、現在人気急上昇中。
けれども、チャラ男担当の敦は、チャラ男どころかヒーローオタクであり、自分とは正反対のキャラを演じることに疑問を持ち始めていた。
そんな彼の心の支えは、SNSで偶然知り合った「ゴーゴー万次郎」という顔も知らぬ友人。
同じヒーロー好きのゴーゴー万次郎とのメッセージのやり取りだけが、敦にとって本音を漏らせる大事な時間だった。
ある日、番組で大失敗をしてしまった敦は、ゴーゴー万次郎と直接会いたいとメッセージを送る。
けれどもゴーゴー万次郎には、敦と会えない理由があった。
彼の正体は、妖怪のっぺらぼうだったのだ。
困り果てたのっぺらぼうは、鬼太郎に代役を依頼するが――。
感想
今回は感動話で終わってホッとしたが……既にかなりの数のファンが白粉婆の犠牲になっている事を考えると、手放しでは喜べない(苦笑
脚本担当は、第15話「ずんべら霊形手術」も手がけていた井上亜樹子氏だが、この直球ではないがギリギリ後味が悪い絶妙なストーリー運びは、氏の得意とするところ、なのかもしれない。
過去作品での「のっぺらぼう」の出番
のっぺらぼうは、原作にも登場するからか、過去アニメでの出番もそこそこ多い。
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今回描かれたように、のっぺらぼうお手製の「魂料理」を食べたものは、顔が人魂として抜けてしまう。
そのことを利用して、鬼太郎の顔をも奪う、悪辣な妖怪として描かれている。
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おとなしい妖怪なのだが、何故か田舎で悪事を働いていて……その裏には黒幕が、という展開。
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第7話では悪役として登場するが、その後改心し、21話では鬼太郎の味方となって戦う。
基本的には悪役としての登場が多いが、第3作のように「根はおとなしい」という設定もあり。