たこわさ

アニメやゲーム、映画・本などのレビュー・感想・情報を中心にお送りする雑多ブログ。

ケムリクサ 「Episode.2」感想

Episode.1

今回の満足度:4点(5点満点中)
(以下ネタバレ)

あらすじ

わかばの機転もあり、りん達は無事に仲間の命を救うことが出来た。
しかし、だからといってわかばのことを信用できるわけでもない。

わかばへの処分を保留にしつつ、りんは彼と共に周囲の見回りに出かける。
名前以外の何もかもを覚えていないという、わかばの話に半信半疑ながらも、その言動を見るにどうやら他の虫達とは異なる存在らしいことが分かってくるが――。

感想

前回に引き続き、どこかゆるい雰囲気の中で様々なことが描かれていき、もう何が伏線で何がただの描写やら分からない状態だ(笑)。

名前以外に何も覚えていないわかばを狂言回しにするのかと思いきや、りん達は一から十まで親切に解説してくれるわけではないので、視聴者としては作中の描写から世界設定を読み取る他ない。
漫然と観ていても何となくは読み取れるレベルではあるが……深読みしようと思えばいくらでも出来そうな描写も多々あり、油断させてくれない。

すべてが描かれた後に「あれはそういう意味だったのか」と思い至るような作品なのか、それともあくまでも物語世界を丁寧に描くことに注力した作品なのか、今のところはまだ判断できない。

りんがわかばに感じている感情も、安直に「ときめき」だと判断していると……もしかすると痛い目を見るかも知れない。

OP映像が解禁

KEMURIKUSA

KEMURIKUSA

TV放映版では、二話連続でOP映像が省略され提供から始まったので、「あれ? 今回もOP映像はお預け?」と思っていたら、後ろに回されていたようだ(苦笑
ナノ氏による爽快なナンバーと、本編と同じく殺伐ほのぼのとした映像が流れたが……今後も物語も映像通りのイメージで展開するのだろうか?


Blu-rayは全3巻、1巻辺り4話収録で展開の予定とのこと。

原型となった自主制作アニメはこちら

DVDはこちら

ケムリクサ(通常版) [DVD]

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