たこわさ

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終末のイゼッタ 第11話「フィーネ」感想

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今回の満足度:4点(5点満点中)
(以下ネタバレ)

あらすじ

フィーネ達が隠れ潜む地下基地の場所を突き止めたゲルマニア親衛隊は、彼女の身柄を確保すべく襲撃を仕掛ける。多勢に無勢の中、次々に倒れていくエイルシュタットの兵士達。見せしめとして殺されていく兵達の姿を見たフィーネは自ら投降するが、残忍な敵指揮官は残ったエイルシュタット人を皆殺しにすると宣言。もはやこれまで……と思われたその時、ジークから託された魔石の力で復活したイゼッタが現れ――。

感想

あまりにも予想通りの展開になってしまい、なんとも悲しい。ビアンカの言葉と涙に少しだけ救われた気分。今までさんざん手を汚しておきながらも、それでもやはり情を捨てられていないらしいジークの苦悩の表情も、また。
ベルクマンがあっさり裏切った件については、予想通りながらも少々拍子抜けしてしまった。が、もしかすると我が身可愛さだけではなく、リッケルトが手厚く葬られている様に「らしくない」感情を抱いてしまった結果だとすれば、彼のキャラクター性にも深みが出てくるかもしれない。最終回での立ち回り次第ではまた違った印象を抱くかも。

フィーネとイゼッタの夜間飛行は……あまりにも百合百合しすぎていて個人的にはちょっと引いてしまった。友情と言うには少々行き過ぎたある種性的なそれを連想させる一連のシーンだけは、このアニメで初めて「いただけない」と感じてしまう部分だった。*1

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*1:私的には「そういう風にもとれる」程度の味付けならば好みなのだが、あそこまであからさまにやられるとむしろ気持ち悪さを感じてしまう。