たこわさ

アニメやゲーム、映画・本などのレビュー・感想・情報を中心にお送りする雑多ブログ。

機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ #36「穢れた翼」感想

HG 機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ モビルアーマー ハシュマル 1/144スケール 色分け済みプラモデル
今回の満足度:5点(5点満点中)
(以下ネタバレ)

あらすじ

イオクの不用意な行動により、モビルアーマーが目覚めてしまう。人口密集地を襲うというモビルアーマーの習性から、クリュセに危険が及ぶ事が予想される中、鉄華団とマクギリスはモビルアーマーの迎撃準備に入る。予想通りの進路を通るモビルアーマーを迎え撃つべく待ち構える鉄華団だったが、またもやイオクの不用意な一撃により、モビルアーマーは予想された進路を外れてしまい――。

感想

部下達の献身に成長してくれるのかと思いきや、本当に余計なことしかしないイオクの姿に思わずイラッとしてしまった。ガンダムにありがちな愛され系のお邪魔キャラではなく、ヘイトを集める役回りになりそうだ。せめて次回辺りで、自分の不用意な一撃でプラント住民が全滅した様を目撃して悔いるような描写があれば良いが……逆に「火星の土人が何人死のうが関係ない」みたいな事を言ってひんしゅくを買う未来の方があり得るようにも思えてしまう。

ビーム兵器は猛威をふるうのかと思いきや、モビルスーツ相手には無力という事が判明。ただ、拡散して周囲に被害を与えるので、防衛戦という観点から見れば厄介極まりない。更には、モビルアーマー相手には格闘戦に持ち込んで装甲の弱い所を直接叩かなければならないという事も示唆されたので、何ともやりにくい相手であることは変わらない。

しかし自己修復・自己増殖と来たら、もしかすると自己進化も有り得るかもしれないな、とGガンダム脳が発動してしまった(苦笑)。これでモビルアーマーには人体に有害だったり細胞を侵食したりする汚染機能があるとかだったら、まさにデビルガンダムだが。

モビルアーマーを放っておいてマクギリスの前に現れたヴィダールの真意も気になる所。彼には恨みつらみで戦ってほしくないが……。