たこわさ

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GATE 自衛隊 彼の地にて、斯く戦えり 第17話「決戦」感想

今回の満足度:4点(5点満点中)
(以下ネタバレ)

あらすじ

ヤオの部族と合流し、遂に炎龍への決戦を挑む事になった伊丹達は、炎龍の巣があるという火口の洞窟へと向かう。炎龍の留守を狙って大量の爆薬を仕掛け倒す作戦だったが、設置が終わるのとほぼ同時に炎龍が巣に帰ってきてしまう。正面から炎龍を戦う事になってしまい、ヤオの仲間のダークエルフ達は次々と餌食となり伊丹も負傷してしまうが――。

感想

※原作は未読です。
スピーディな展開で作画も演出も良かったのですが、反面、「急ぎ過ぎ」感もあり。普段は見ない原作組・漫画組の方の感想を散見した所、やはりかなり端折られていた部分があったとの事で、もう少しどうにかならなかったのか、と思いました。
ゴミのように死んでいくダークエルフ達と、後半、自衛隊の全力射撃で新生竜がゴミのように駆逐されていく様の対比が実にシュール。カウンターマスでダークエルフが同士討ちしてしまったり伊丹が死にかけたりした件については、一期で初めて炎龍に遭遇した時の描写が伏線になっていて、ある種のブラックジョークとも言えますね。
次回予告で存在感を見せてくれていたハーディの使徒・ジゼルについては、本当に顔見せレベルで終わったなぁという印象。中々にキャラが立っていただけに、あの辺のシーンはもう少し丁寧にやってもらいたかった印象。伊丹がハルバート持ったままのロウリィを抱えて逃げるシーンとか流石に手抜き過ぎでしょう(笑)*1
一期が非常に丁寧に作られていた印象が強いだけに、二期はやはり展開が早すぎる印象が抜けませんね。どうやら2クールで終わらせるようですが、今回端折られたという部分だけを鑑みても、3クール位余裕で消費できそうな尺があるっぽいので非常にもったいないなぁ、と。

*1:漫画版でも同様との事ですが。原作もチェックしたい所。