たこわさ

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うしおととら 第拾七話「カムイコタンヘ」感想

今回の満足度:2点(5点満点中)
(以下ネタバレ)

あらすじ

無事に杜綱を救った潮だったが、力を使い過ぎた事で槍に魂を喰われ「獣」と化してしまう。完全に理性を失い、ただ目の前のものを屠るだけの存在となった潮は、とらや流達を蹴散らしいずこかへ走り去ってしまう。
同じ頃、光覇明宗の本部にはお役目様に「初代様」と呼ばれる謎の女性――ジエメイが現れ、潮が獣となった事、そして潮を元に戻す為の方法を伝える。潮を元に戻す方法、それはジエメイから代々の「お役目様」に引き継がれ、現在は潮の手の中にある櫛を使い、潮とかかわり深い女性達が彼の髪をすくことだという。ジエメイはすぐに各地へと飛び、潮と縁深い少女達――麻子、真由子、礼子、勇、小夜に潮の危機を伝え、助力を仰ぐ。
ジエメイの言葉に旭川へと駆け付けた少女達は同じく現地へとやって来ていた紫暮に誘われ、「獣」と化した潮が向かう場所「カムイコタン」へと赴くが――。

感想

今回も実に「雑」でした。何だか「絵コンテ通りに描きました!」という感じで細部のぎこちなさが顕著というか。勇が小夜にぶつかったシーン、小夜ちゃんが全く視線を動かしてないのが怖すぎるんですが(笑
あと、潮が獣の槍の内的世界っぽい場所で出会った謎の男(ギリョウ)のシーンは何というか、間抜けなレベルでしたね、動きと構図が。
とはいえ、「絵柄」という意味においては大した崩れが見受けられない点は、数年前くらいまでにおける海外下請け作画のクオリティの酷さを考えればかなり進歩した点なのかもしれませんね……。
しかし改めて観てみても、やっぱり私は麻子あんまり好きじゃないよな……と再認識。くってかかった勇の態度もどうかとは思いますが、やっぱり麻子のあのがさつさだけは好きになれない。