たこわさ

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精霊使いの剣舞 第1話「剣と学院と火猫少女」感想

原作未読。
(以下ネタバレ)
ああ、何かタイトルを観た時点で感じていた不安が的中してしまったというか。第1話からラッキースケベの連続、「○○出来る唯一の男子」というどこかで聞いた事のある設定からくる男女比の著しい偏り、過剰な暴力性を持った少女達、そして筋立てもへったくれもないストーリーの流れ……。悪い意味でのライトノベルの要素をこれでもか、と詰め込んだ作品ですね。
これでせめてヒロイン勢が魅力的ならまだ救いはあるんですが、大概が度を過ぎた暴力性を持っていてゲンナリ。私はいわゆるツンデレキャラの照れ隠しが込められた暴力とか、ラッキースケベに対して鉄拳制裁する展開とかはむしろ好きな展開なんですが、明らかに殺しに来ていたり問答無用で縛り上げたり、過剰な暴力性は本当にガッカリするというか。

序盤の展開も無茶苦茶でしたね。道に迷ってラッキースケベ、という所までは分かるんですが、その後クレアがカミトを道案内するでもなく、何故か自分が契約を目指している精霊のもとまで連れて行ってしまうという流れに違和感。いくら学院長の書状が本物っぽいからといって、ただでさえ覗かれたり揉まれたりしていい印象を全く持っていない怪しい男子を大事な場所に連れていくかいな、と。
そもそもあんな危険なものを生徒が手出しできる状態(結界がはられていたけどクレアは難なく解除していたからあんまり意味がないと判断できる)で晒しておく意味が分からないし。

という事で、この作品については全く期待出来ないので今後感想は書かないと思います。まさか今期も星刻の竜騎士並みの作品が待っていようとは……。せめて作画が良ければ救いもあったんですが、ね。