たこわさ

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ちはやふる2 第9首「わたのはら」感想

原作既読、前期視聴済み。
(以下ネタバレ)
新の詩暢に対する「誰?」が酷すぎる(笑)
すぐに気が付いたものの、あの詩暢を素で泣かせるとは、綿谷新恐るべし!
詩暢の新に対する想いはどうやら唯一好敵手として認めた相手であり、何があっても負けたくない相手であり、そして恋愛感情にも似た思慕の念とかない交ぜになったもののようですね。そういった意味では、千早と詩暢の新に対する気持ちというのは似ているのかも。
さて、詩暢が切って捨てたように、新もかつては団体戦に対して特別な思い等抱かず、あくまで個人戦に拘ってきました。しかし、そんな新の中には東京で過ごした僅かな時間、千早と太一と三人でかるたに挑んだ日々の事が文字通り宝物のような形で残っているわけで。
替え玉という全く褒められたものではない行為を通じてとはいえ、新が他の選手の生き生きとした姿を通して団体戦への肯定的な思いを確かなものにしていく件は実にカタルシス
が、その代償は大きく、新の個人戦出場まで危ぶまれてきてしまい……。詩暢が団体戦そっちのけで観に行った鳥人間コンテストが雨天中止になっていたのは、ただのオチじゃなくてある種の伏線……のように思えないのが彼女の凄い所かw
あとは、千早以上に新が見に来ていることが気になる太一が乙女過ぎる。*1

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*1:太一は千早への想いから新には複雑な気持ちを持っているけれども、太一も実にカルタ馬鹿なので今回新の来訪を気にしていたのはそっちの意味だったりするという。なんて面倒な内面の持ち主でしょう。