たこわさ

アニメやゲーム、映画・本などのレビュー・感想・情報を中心にお送りする雑多ブログ。

さくら荘のペットな彼女 第18話「宇宙人の恋」感想

原作知識は漫画版を少し読んだ程度。
(以下ネタバレ)
仁が大阪の大学に合格した。卒業まであと二週間、今日会わなければ仁と美咲の二人はすれ違ったままになってしまうと思った空太達は何とか二人を引き合わせようとするが……。
断片的に語られていた仁と美咲の今までの関係がきちんと描かれ、また二人がお互いにどんな気持ちなのかはっきりと自分達の口から語られましたが……中学時代の仁のヘタレ具合が予想以上ですなぁ。
美咲の姉・風香と仁が付き合うことになったきっかけは、まあ、どう見ても風香の方が仁の気持ちを分った上で誘っているので*1、まあどっちもどっちと言えるんでしょうが、仁が風香に指摘されるまでその事実から逃げていただけ、というのがヘタレ過ぎ。
これで中学時代までの仁がもう少しスペックが低い奴だったらもう少し同情の余地もあるんでしょうが、明らかに当時からモテモテのイケメンで喧嘩もそこそこ強く、そしてスイコーに受かっている事からも成績は良かったと思われ。今回もかなり一方的に空太をボコってましたしw
ま、それでも空太があれだけ一生懸命になるくらい、尊敬できる兄貴分だったんだな、という事は十分伝わりましたが。七海も空太に感化されすぎたのか、美咲を連れ出すのに随分と無茶をしたもんですね。
仁から美咲へ「男避けのお守り」を贈る件は、こりゃまたストレートな解決方法を選んだものだ、と思いましたが、散々周囲を巻き込んで迷惑を掛けてきた仁と美咲を巡る物語に決着をつけるには仁があの位格好つけてくれないと締まるものも締まらないだろうから非常にGJな決断かと、
さて、そんなこんなで平和な日常を取り戻したかに見えたさくら荘の面々に突きつけられる「さくら荘の解体」という新たな試練。空太達はそこにどう立ち向かっていくのか? そして空太は仁達のように回り道をしないできっちりと「答え」を出せるのか? いよいよクライマックス。

「女版空太」と化した七海はもちろん可愛かったんですが、やっぱり私的には静かに嫉妬したり散々あられもない姿を見られてきたのに空太にパンツが見えそうな事を指摘されて恥らうましろの方が好きだったりー。

*1:もちろん、風香としてもあわよくば仁を独占したいと考えていたのでしょうが、心のどこかでは美咲にかなわない事を分っていた筈。