俺の彼女と幼なじみが修羅場すぎる 第2話「新しい部を結成して修羅場」感想

原作知識なし。
（以下ネタバレ）
千和がいい娘過ぎて全然修羅場にならない件についてｗ
真涼は完璧に鋭太と千和で遊んでいる感じですね。この手の「性格悪い系ヒロイン」ってのは「実際には不器用なだけ」という設定なら感じの悪さが簡単に魅力へ反転するんですが、真涼の場合ガチで計算高い性格の悪さなので好感を持つのはM男以外には無理そうですね。とりあえず私は好きではないｗ
対して千和はちょっとアホ過ぎるきらいはありますが、愛しの鋭太を何とか取り戻そうと躍起になっている所に好感がもてます。鋭太も他人の感情だけでなく自分の感情にも鈍すぎるキャラクターという事で、ラノベ的テンプレな「鈍すぎるモテ男」というよりはただ単に恋愛感情も自覚できない位に未熟なだけ、と考えればそんなに鼻につくキャラクターではないな、と。
つまりは本作は第一話で感じたように、実質両想いな鋭太と千和を真涼が弄んでいたぶって楽しむブラックコメディ、という体裁なのか。
ただまあ、鋭太の弱みである中二病ノートとか、真涼が千和に間違ったモテ知識を啓蒙する件とか、メインの話の流れとか設定があんまり上手くないよな、という印象。せめて真涼が「僕は友達が少ない」の夜空レベルの詭弁家だったならもう少し面白く見られるんですが。

俺の彼女と幼なじみが修羅場すぎる 1(完全生産限定版) [Blu-ray]