中二病でも恋がしたい! Episode IX「混沌の・・・初恋煩」感想
原作はノータッチ。
(以下ネタバレ)
夏休みからいきなり二学期の半ば過ぎって随分と飛ばしましたね。別に照れ照れの六花の姿をひたすら描く話を一話やってもよかったんだぜい?(ぇ
という事で、モリサマさんじゃなくても気付くだろうレベルなまでに恋する乙女と化してしまった六花。ただ、彼女の中二病的言動のおかげで事態は進展するどころかなんだかややこしいこじれ方をしてしまっているようで……。
オモシロ半分ながらも本来の世話焼きな性格が出たのか、モリサマさんが恋のキューピッド役を買って出ますが、そんな彼女が手にしているのが少女漫画チックな出所の怪しいマニュアル本という所が実に微笑ましいですね。
六花が校舎の屋根からあわや落下、という少々洒落にならないトラブルが発生したものの、モリサマさんの機転と勇太の迅速な行動で事なきを得、勇太の腕の中でようやく年相応の少女らしい素直な反応をみせた六花。これで六花完全に自分の恋心を自覚したでしょうが、勇太の方はまだ「六花も中身は普通の女の子」という事に気付いた程度な気がするので、両思いに発展するのは次回以降、というところでしょうか?
その他、十花さんのお茶目な一面*1やら、凸守のクラスでの頼られ振りやら、実は一番仲良しじゃね? 的なモリサマさんとくみんの距離感とか*2、一色の安定のピエロ振りとか、ちゃんと各キャラクターにもスポットが当たっていて相変わらず安定の構成でした。