中二病でも恋がしたい！ Episode XII「終天の約束」感想

原作はノータッチ。
（以下ネタバレ）
奇をてらったものではなく、心にずんとくる訳でもありませんでしたが、実にいい最終回だったと思います。
屋根の上で勇太が六花をしっかりと抱きとめ、そして彼女の中にあった心残り――父親にちゃんとお別れを言えなかった事――を清算した流れが、第七話と好対照な構成になっていて、このアニメは実に丁寧な作り方をされたのだな、と思わせてくれました。
また、凸守が中二病を止めてただの美少女になったり（ただし一時的）、くみんが六花の邪王真眼を受け継いで中二病になったり（ただし演技）、モリサマさんと一色は最後までブレずに素敵なダチトモキャラクターを貫いてくれたり、それぞれのキャラクターにちゃんと見せ場を作ってくれたところも○。しかし、髪を下ろした凸守は本当に美少女過ぎるなぁ、私は六花の方が好きだけど（ぉ
少々綺麗に終わりすぎて物足りなさすら感じてしまう所はありますが、単純に見ていて楽しく、キャラクターが生き生きとしていて、それでいて一つのテーマをきちんと消化して見せたことで物語的な面白さも兼ね備えた、良作というに相応しいアニメだったと思います。

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さて、Blu-ray全巻注文するか……。