たこわさ

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新世界より 第五話「逃亡の熱帯夜」感想

原作はノータッチ。
(以下ネタバレ)
作画崩壊したのか陰影を意図的に少なくしたのか、絵柄が前回までと全然違って何だか違和感を拭えませんでした。
風船犬の爆発によってイケメン坊さんが死亡。早季達は事前に覚から噂話を聞いていたからすんでのところで身を隠せたんですね。
しかし、坊さんが呪力を封じたまま死んでしまったので、バケネズミの群れに囲まれた早季達のピンチは変わらず。散り散りになって逃げるも足を滑らせて動けなくなってしまった早季。そこに颯爽と現れたのは瞬――ではなく覚! しかもどこか普段よりもイケメンになっているような……が、しかし現実は残酷である、二人は既にバケネズミに囲まれており、囚われの身に。
バケネズミの牢の中で、突然覚が早季にセクハラを働き始め、しかも早季もそれを受け入れるどころか自分の方から覚に「何か」を「してあげる」と言って押し倒し……いきなりアニメのジャンルが変わったぞ!? と言わんばかりの展開ですが、早季がフラッシュバックを起こしていたようにミノシロモドキによれば早季達は様々な遺伝子操作を受けており、その中の一つ、ボノボの修正を基にした「擬似性交」が極限下において発現してしまった、という事な訳ですが……ギリギリで踏みとどまった所をみるに、早季はやはり「植えつけられた本能」に抗う意志の強さがあるようで。
その後、偶然の助けにより何とか逃げ出した二人は、土着の(人類に友好的な)バケネズミに助けられる。だが、彼らも早季達を襲った「外来種」のバケネズミの侵攻に脅かされていた。全く事態は好転せず、むしろバケネズミ達は早季達の呪力に頼る始末。呪力が封じられている事がばれたら神様扱いから一点どんな仕打ちを受けるやら。
しかし、今回は爆発と逃亡とエロスしか頭に残らない回でしたね……。つーか、早季と覚の「絡み」のシーンだけにやけに早季の体型が発育良く描かれていたのは「イメージ映像です」という奴でしょうかw

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